いぼぢの治療法

ぢってどういった病気?

痔は、またの名を痔疾(じしつ)ともいいます。肛門の周辺の静脈が圧迫され、血液の流れが滞ることで患部へと変貌します。「ぢ」と表記する場合もありますが、それは製薬メーカーのヒサヤ大黒堂が、痔疾用薬の広告に使用したものが広まったといわれています。

症状について、原因を簡単に説明すると、直腸又は肛門付近の血管というのは、頭のある方向に血液を送っているために、常に大きい圧力がかかっています。長時間立仕事をしている人や、普段座りっぱなしで、肛門付近に長時間圧力が加わるといったような要因が加わって、痔は発症します。ヘルニア等と同じく、二足歩行をする動物、つまり人類にとっては切っても切れない病気のひとつという見解もあります。ちなみに人間以外の動物は痔になったという報告はないそうです。

そういった事を踏まえた上で、上記の3種類に分けられる痔のうち、最もポピュラーで、かつ現代社会において発症する確立の高いものは「いぼ痔」ということになります。このにっくき「いぼ痔」について、少し掘り下げていくと、以下の通りです。もしも「自分も最近少し気になる」といったことがあるのであれば、自分で比較してみるといいかもしれません。

いぼ痔の治療に関して

いぼ痔の治し方は、当たり前ですが病院に行きましょう。そして病院で処方された薬を継続して使用すること、それが肝要です。処方されたり、薬局で購入するいぼ痔の治療薬には、とりわけ坐薬、軟膏、内服薬の3種類があり、痔の種類と症状にあわせて使い分けます当然ですが使用方法はそれぞれ異なり、処方時の説明又は薬についている説明書をよく読み、正しい使用使用量と使用方法を守ってお使いください。

まずは坐薬についてですが、これは肛門に挿入します。いぼ痔の治療以外では、解熱用座薬等がありますが、それと使用方法は一緒です。肛門に挿入しやすいよう、ロケットのような形をしていますので、ゆっくりと肛門内に挿入してください。はいると体温により、ゆっくりと溶けて、痛み止めや止血の作用があり、溶けた成分は肛門の上皮面をカバーし、排泄時の刺激から肛門を守りってくれます。また、痔に直接作用し、効果が早く現れるのも特徴です。

次に軟膏ですが、肛門の周辺に直接塗るタイプと、チューブの先端をさして注入するタイプがあります。これらも説明書をよく読んで使用しましょう。効果は痛み止め、止血作用で、排泄時の刺激を減らす作用があります。

坐薬を使えない切れ痔やいぼ痔に使用します。

そして最後は内服薬(飲み薬)ですが、使用法は、服用するだけです。便秘の時に使用する緩下剤、炎症を抑える消炎剤、抗生物質が含まれています。それから、痔の薬には副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含むものが多くありますが、それにあたる薬を長く使用していると、副作用で粘膜が爛れたり、全身に副作用が現れることが稀にあります。市販品を使用するときにはこの成分が含まれているかどうかを確認した上での購入を検討することを推薦します。使用する、又は使用している人は、長期間の使用にならないよう、注意したほうがいいかもしれません。

いぼ痔(痔核)に関すること

いぼ痔。病院等で患者に説明するときは痔核(じかく)ともいわれるそうです。これは、過度の「いきみ」や血行障害などによって生じる肛門部の腫れ(いぼ)のことである。もちろん一般的には「いぼ痔」と呼ばれ、肛門の歯状線の中にある、もしくは外にあるかによって、内痔核、外痔核の2つに分けられるそうです。

内痔核は肥大化すると、肛門の外に脱出することによって、痛みや出血等の症状が見られます。

肛門外に痔核が脱出した場合に、それが軽度である場合は、脱出した痔核を肛門内に戻す(単に戻すという表現が少々怖いですが…)ことが可能であるが、もし進行してしまうと、脱肛(全周性に生じた痔核が、肛門外に脱出した状態)した痔核が、なんと肛門内に戻らなくなり、強烈な痛み(シャレにならないくらい痛いらしい)を生じるというのです。この状態を嵌頓痔核(かんとんじかく)と言い、お笑い芸人のHUJIWARA母(どっちの母親かは忘れた)がこの症状に見舞われ、救急車を呼んだというネタをやっていたような気がする。脱腸だったかな?まあ、それはともかく、早急に緊急処置が必要な病態です。

ちなみに、外痔核は内痔核と違って、問題になることはあまり多くはないが、肛門外に血豆(!)が出来る、血栓性外痔核は、しばしば痛みを引き起こすらしい。

女性といぼ痔

最近では、来院しにくい女性のために、スタッフが全て女性の病院もあるようです。手術の不安や体力的な問題に対しては、手術なしで治療できるという病院も増えてきています。

女性といえば、女性の方はやっぱり、気になるのは妊娠中のいぼ痔の発症、そして出産にかかる影響でしょうか。そのときに、外科で診てもらうか、産婦人科で診てもらうか、迷ったりすることもあるんじゃないでしょうか。そういったケースの場合は、産婦人科に相談してみましょう。その上での治療が、外科でということになることはあるでしょう。しかし、妊娠中は大抵の場合は切除はしない方向になると思われます。必要となる場合は出産を終えてからになります。

いぼ痔を患ったまま出産を迎えると、悪化することは、残念ながらほぼ間違いないでしょう。いきみで、今出ているいぼ痔が大きく悪化してしまうことが考えられます。そういったとき、塗り薬をおいていない病院もあります。それに備えて、自分で軟膏を持参するといいかもしれません。

いぼ痔は生活習慣病といっても過言ではなく、日常生活の影響がモロに反映される病気です。どんな名医でも、生活の改善まではしてはくれません。もしもいぼ痔の心配がある人は、病院へ赴き、診察してもらい、異常がない場合でも、生活の乱れは様々な病気や、体調の不良を招きます。活力のある生活を心がけることで、防ぐことのできる部分は多いと思います。これを読んでいるあなたも、真に健康な人生を手に入れるよう、いぼ痔なんかに貴重な時間を奪われないよう、注意してくださいね。